「にじの塩まくら」について
2017.01.12 | コラム
How’s熊本店レンタルスペース「hand and me」 私のスペースの1/4を「にじ
の塩まくら」が占めています。
ハンドメイドでどうして塩まくら?と思われる方が多いので「にじの塩まくら」
誕生秘話を紹介させてください。
今から8年前、突然酷い頭痛に襲われ救急搬送されました。
色々な検査をしましたが、医師の診断は「頭痛」
「こんな酷い頭痛があるのか?」驚く私に医師は説明を始めました。
「もう何年前かも判別できないくらい、2~3年、いや、もっと前に脳梗塞を起こ
した痕があります。幸い体に影響のない場所だったので自覚症状もなかったので
しょう。あなたの場合、他の病気や事故で亡くならない限り必ず脳梗塞を起こし
ます。それは明日かもしれませんが、止める手立てはありません。運が良くて半
身麻痺です。どういうことかわかりますか?死ぬ確率の方が高いんです」
怖くなりました。明日死ぬかもしれないと怯える日々。
いろいろな民間療法やサプリメントを試しましたが、どれも長続きしません。
もうあきらめかけた私が出会ったのが「塩まくら」でした。
枕の上に載せて寝て、あとは月に1回新しい塩と入れ替えるだけです。
塩は脳の血行を促進してくれるそうです。また、肩こりや不眠にも効果があると
言われています。
塩について細かく調べました。
日本人の体には日本の海の塩がいい。弥生時代から塩の産地だったと言われる瀬
戸内海の塩に決めました。
瀬戸内海の海水から摂れた塩を丹念に焼き塩にします。不思議なことに体調があ
まりよくない日やネガティブなことを考えて焼き塩を作ると真っ黒くなってしま
います。でも、体調がいい日に楽しいことを考えながら作ると真っ白なサラサラ
の焼き塩が出来上がります。
ハーブと一緒に使うとより効果が高まるということで、安眠やリラクゼーション
に良いとされる有機栽培のラベンダー、ローズマリー、カモミール入りのまくら
も作りました。
生地は天竺木綿にこだわり、種類ごとに絞り染めで色分けしました。
商品化するにあたり知り合いの医師に試してもらったところ「睡眠の質がよく
なった」と1番のリピーターになってくださいました。
レンタルスペースをお借りした当初は一生懸命アクセサリーを作り並べました。
でもアクセサリーは店舗にたくさん並んでいますし、レンタルスペースにも作家
さんが心を込めて作った素敵なアクセサリーが並んでいます。私は「にじの塩ま
くら」をお勧めしたい一心でレンタルスペースに置くことにしました。そして私
は私らしく、お客様の健康・生活・おしゃれに根差したものをこれから作ってい
こうと思いました。
今も新商品を構想中です。楽しみにしてください。
そしてこれからも ハンドメイド工房niji_madeをよろしくお願いいたします。
※本文はあくまで個人の感想であり、「にじの塩まくら」は民間療法の一つです。